youtube新作動画「疾走の追跡(Miniature car chase)」

あれから1年以上たち、また変な動画を作ってしまいました。

4月の終わりには、出来ていたのですがタイトルが決まらず今頃にUP...。
往年のアクション刑事ドラマ風の大爆走シリーズは、作っていて面白いんですが、
なにかこう、ただ部分的に切り取ってマネしているだけだよな...と
感じていました。
同時期に、アオシマグラチャンで231ローレル4HTをノーマル仕様に
してみようか、と2つボックス購入(Yカメラのポイントでただ同然でした)。
家へ帰り、ふたを開けると....。
一個目、130紫ラメ.....まだもうヒト箱あるゼ!と期待すると
130ローレル黒....
この苛立ちをどうしてくれるか....すべては、ノーマル仕様で出さないアオシマ
悪いんじゃあ~と恨んでみても埒があかず。
なら、コヤツを新作で逃走車にしちまえ!と相成りました。
パトカーも、劇用車風ではなくリアル目にしてみよう...などと思い
一部新たに作ってみました。

いつものように、登場ミニカーの紹介です。

まずは、パトカーから。
イメージ 1


まずは、1979年式クラウン交機隊パトカー(トミカベース)
イメージ 2
イメージ 11
安かった中古をベースに、バンパーを黒に他、色差しをしました。
散光灯は形状が不確かだったので、手持ちのカタログを参照しました。

1975年式クラウン交機隊パトカー(トミカベース)
イメージ 23
イメージ 24
大爆走から出ている物をそのままですが、ラジエーターグリルをよりそれらしく。
イメージ 25
以前紹介した、サクラカー製のグリルを型取りして貼付けてみました。

1979~80年式スカイライン警邏パトカー(アオシマベース)
イメージ 26
イメージ 3
アオシマグラチャンのボディと、京商サンクス製ジャパンHTの内装、シャーシ、
Fマスク、リアランプ使用の混血。
イメージ 4
以前は、元のシャーシを加工していましたが、どうにも納得がいかず
同じ1/64なら、京商製でもグラチャンのボディに入るんじゃないか?と考え、
ちょっと入れてみたらイケそうだったので、即加工。
黒いから目立ちませんが、ホイールベースがちょっと足らないのです...

1977年式クラウン交機隊パトカー(トミカベース)
イメージ 5
イメージ 6
前回の動画が、セドリックパトばかりで面白みがなかったので、今回はクラウン
を中心に出そうと思い、年式違い制作してみました。
これも、カタログとにらめっこしながら作ったのですが、今一歩うまくいかず
グリルは、ヤトミン製キャデラックセビル(トミカ劣化コピー)、
ライトは、ジョニーライト製のダッジチャージャーからそれぞれ型取り後整形
しました。

1978年式コロナマークⅡ警邏パトカー(トミカベース)
イメージ 7
イメージ 8
この型のマークⅡセダン、動画で使いたいなあ~と思っていても一向に発売される
気配がないので、待っていられん!作ってしまえ!!とでっち上げたものです。
トミカのHTをベースに、屋根後部を大まかにヤスって、金属パテをテキトウに
盛って慎重に整形。これはカタログが無いので、ネットから実車の画像を集めて
比較しらながら削りました。
ホイールは、コナミハコスカセダンから流用し、センタオーナメントの頭を
赤に着色。実車パトカーはフルキャップですが、そこは手を抜き足を抜き、
トヨタ車低グレード用のイメージで、鉄ホイール仕様としました。

横転した2台を。
左:1979年式アルト交通課パトカー(TLV)
右:1972年式スカイライン警邏パトカー(アオシマ)
イメージ 9
イメージ 10
ミニパトは、動画に一度も出てきていないので出してみようと......
ただそれだけだったり(笑)。1/20のLS製プラモに散光灯を付けたアルトの
ミニパトがあり、それをイメージしていたんですが、劇用車っぽくなるので
単灯+ラウドスピーカーになりました。
ヨンメリパトは、ジャパンと同様に京商サンクスとの混血です。
Fマスクは実車パトと同様にするべく、ケンメリワゴン(TLV)からコピーして装着。

暴走族であり轢き逃げ犯が乗る1972年式ローレルHT(アオシマベース)
イメージ 12
イメージ 13
前後の顔があまりにも下品なので、ノーマルに変更しました。ノーマルの部品は
どうしようか...などと考えて周りを見渡せば....ありましたよ。
たまたま転がっていた、コナミのモノが。合うようにヤスって移植しました。
タイヤは、元からパンクしたものを再現しているようなので(笑
これも変更しました。
イメージ 19
今回のドライバーは、前回主役の黒◯デカ長です...って、わかるわけもなく。

次は、消防署から出動する車両を。

197X年式いすゞTX23Fポンプ車(トミカダンディ)
イメージ 14
イメージ 15
イメージ 16
基本的には色差しのみです。元が良いと、さらに良くなる好例でしょうか。
トミカダンディリミテッドもありじゃないかと。

1982年式ハイエース救急車(トミカベース)
イメージ 17
イメージ 18
私の動画で救急車といえば、キャラバンばかりだったので、ココは新しくしよう
という事で、'82のハイエースをチョイス。
これも、ネット画像を集めて制作開始。この型のハイエースから、後の赤灯を
流線型にし、両側縦置きに付けるというのが斬新だった記憶があり
再現してみました。タイヤ、ホイールは京商サンクスのアルファロメオ1600
JUNIOR Zから。トヨタの商用車っぽく見えません?。

おまけコーナーです。
1982年式クラウンパトカーの散光灯を作る上で、参考にしたカタログを紹介。
イメージ 20
イメージ 21
昭和58年12月発行のカタログで、一世代後ですが赤灯の参考にはなりました。
イメージ 22
小糸製作所製で、競合の佐々木電機(現パトライト)とは、スピーカーが
収納されている中央部分の大きさや網目模様が違います。

このカタログは今から四半世紀以上前に、地元トヨタ本社に電話をし、
パトカーのカタログが欲しい...と、お客様相談センターのお姉さんと
話をしていると、こっちが煮え切らないしゃべり方だったのか、
「学校の教材かなにかで使うの?」というではありませんか。
私はニヤリ...。しめたっ!向こうから理由を言ってくれた!!
「は、はい」と返事。なら、特別に差し上げますとなりました。
クラウンが好きで、パトカーも好きだからくれっ!じゃあ無理ですもんね...。
おおらかな時代だったんですね..。現代では子供だったとしても
無理じゃあないんでしょうか。当時の担当者さん、ありがとうございます。